松屋、今期経常を50%下方修正

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決算

 松屋 <8237> [東証P] が10月9日大引け後(15:30)に決算を発表。26年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益は前年同期比61.3%減の10.6億円に大きく落ち込んだ。
 併せて、通期の同利益を従来予想の40億円→20億円(前期は44.6億円)に50.0%下方修正し、減益率が10.4%減→55.2%減に拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結経常利益は前年同期比45.3%減の9.3億円に落ち込む計算になる。

 直近3ヵ月の実績である6-8月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比64.1%減の5.9億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の13.3%→4.7%に急低下した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 当期の業績に つきましては、主力の百貨店業では国内のお客様による消費は堅調に推移するものの、訪日外国人 による 免税売上高 が 当初の 想定 を大幅に下回って推移しております。 銀座店の 免税売上高 については、前年 の 大幅 な 拡大 の 反動から、 特に 4 月から 7 月にかけて 同期 間 比で△ 44.1 %と大幅 な 減少となり 、 上期では△ 35.4 %の減少となりました。下期の免税売上高については、 上期実績 と同水準を見込んでおり、 前年の下期 実績が上期 実績 と比べ落ち着いていたことから、 前年同期比で△ 25.3 %を想定しており ます。 また、オムニチャネルプラットフォームの展 開についても 事業 の 進捗に 遅れが生じ 、当初 計画 を下回って推移しており 、営業利益では免税売上高の減少と同水準の影響を想定しております。第2 四半期( 中間期 )の実績ならびに足元の業績動向、上記の特別 利益 および特別 損失 の計上見込み を踏まえ、通期の業績予想 を見直した結果、連結の 売上高、 営業利益、経常利益、当期純利益、および個別の 売上高、 経常利益、当期純利益 が それぞれ前回予想を下回る見通しとなりましたので、業績予想を 修正いたします。※本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報およ び合理的であると判断 する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。以

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