安川電が10%超の上昇で4000円大台突破、米エヌビディアとのAIロボティクス協業に思惑◇

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 安川電機<6506.T>が10%を超える上昇で4000円大台に乗せてきた。前週末3日に26年2月期の業績予想の上方修正を発表、営業利益は従来予想の430億円から480億円(前期比4.3%減)に大幅増額したことを受け、週明け6日にマドを開け急騰を演じ、終値で612円高の3790円まで買われた経緯がある。その後は利益確定売りでいったん下押したものの押し目買い意欲は旺盛であり、きょうは朝方から買い注文が集中しカイ気配で始まる人気となった。前日にソフトバンクグループ<9984.T>がスイスの大手重電メーカーABBのロボット事業を買収することを表明、AIロボティクス分野における開発にも注力する構えを明示し、マーケットの視線が集中した。ロボットとAIを融合させる「フィジカルAI」が新たなテーマとして注目されるなか、メカトロニクスの代表格である安川電は米エヌビディア<NVDA>と協業体制にあることから、ソフトバンクGに追随する銘柄としてファンド系大口資金の琴線に触れたようだ。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS

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