TSIHDが続落、インバウンド需要の伸び悩みなど響き上期業績は営業利益が計画下振れ
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TSIホールディングス<3608.T>が続落している。8日の取引終了後、集計中の8月中間期連結業績について、売上高が従来予想の710億円から661億6700万円(前年同期比12.0%減)へ、営業利益が10億円から6億4000万円(前年同期2億2100万円の赤字)へ下振れて着地したようだと発表したことが嫌気されている。 主力ブランドにおける新規顧客獲得の苦戦や、自社ECサイト「mix.tokyo」のリニューアルに伴う顧客基盤移行の遅れ、7月以降のインバウンド需要の伸び悩みなどが響いた。なお最終利益は、前期計上した持ち分法投資損失が今期は利益に転じたことや、為替差損の減少、政策保有株式の売却による投資有価証券売却益の計上、法人税・住民税・事業税及び法人税等調整額の減少などで8億円から13億1300万円(同7億9100万円の赤字)へ上振れたようだ。 出所:MINKABU PRESS