オンコリスが反発、「OBP-301」のGMP製剤製造開始と発表◇

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 オンコリスバイオファーマ<4588.T>が反発した。同社は8日の取引終了後、腫瘍溶解ウイルス「OBP-301」のGMP製剤製造を開始したと発表。これを材料視した買いが入ったようだ。同社は2026年のOBP-301の承認に向けてGMP原薬製造をすでにベルギーのヘノジェン社において完了。商用利用の可能性のあるGMP製剤についてこのほど製造を開始した。これに伴い、富士フイルムホールディングス<4901.T>傘下企業で販売提携先である富士フイルム富山化学から、製品代金の前受け金の一部を今年中に受領する予定。金額の開示は非公表とする。なおオンコリスは8日の取引終了前に、「OBP-801」の眼科領域での特許範囲の拡張について発表している。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS

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