レゾナックや西部ガスHDが堅調、京大・北川特別教授のノーベル化学賞受賞で物色◇

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 レゾナック・ホールディングス<4004.T>や西部ガスホールディングス<9536.T>が堅調推移。スウェーデン王立科学アカデミーは8日、2025年のノーベル化学賞を京都大特別教授の北川進氏ら3人に授与すると発表した。北川特別教授は気体を分離・貯蔵できる多孔性金属錯体を開発した。多孔性金属錯体の研究開発で連携を続けてきたレゾナックは同日、「永年にわたる研究活動とその成果が世界的に評価された結果であり、深く敬意を表す」とするコメントを発表。同社のほか、北川特別教授が関わる京大発ベンチャーのAtomis(神戸市中央区)のパートナー企業として名を連ねる企業として西部ガスHDや長瀬産業<8012.T>などに対し、日本人研究者によるノーベル化学賞の受賞を手掛かりとした買いが入っている。京大と連携し、電子線・X線による複合構造解析技術の革新を目指す共同研究拠点の参画企業であるリガク・ホールディングス<268A.T>や日本電子<6951.T>も上昇している。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS

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