8日の米株式市場の概況、NYダウ小幅に3日続落、ナスダックは最高値更新

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 8日の米株式市場では、NYダウが前日比1.20ドル安の4万6601.78ドルと小幅に3日続落した。米政府機関の一部閉鎖が長期化し、経済活動に悪影響を及ぼす可能性が意識された一方で、エヌビディア<NVDA>のジェンスン・ファン最高経営責任者(CEO)がCNBCのインタビューでAI半導体「ブラックウェル」の需要の強さについて言及したことを受け投資家心理が上向き、ハイテク株への物色意欲が高まった。

 プロクター・アンド・ギャンブル<PG>やゴールドマン・サックス・グループ<GS>、メルク<MRK>が軟調推移。ジョビー・アビエーション<JOBY>やジェフリーズ・ファイナンシャル・グループ<JEF>が大幅安となった。一方、キャタピラー<CAT>が買われ、ボーイング<BA>とユナイテッドヘルス・グループ<UNH>がしっかり。フィグマ<FIG>が急伸した。
 
 ナスダック総合株価指数は255.01ポイント高の2万3043.37と反発し、最高値を更新した。エヌビディアが値を上げ、テスラ<TSLA>が堅調。アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>が値を飛ばしたほか、ロケット・ラボUSA<RKLB>やコンフルエント<CFLT>、ASTスペースモバイル<ASTS>が株価水準を大きく切り上げた。半面、ペンギン・ソリューションズ<PENG>とエスペリオン・セラピューティクス<ESPR>が急落した。

出所:MINKABU PRESS

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