住友鉱が上げ幅を拡大、トヨタと全固体電池用の正極材量産に向けて協業◇

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 住友金属鉱山<5713.T>が上げ幅を拡大している。この日、トヨタ自動車<7203.T>とバッテリーEV(BEV)に搭載する全固体電池の正極材量産に向けて共同開発契約を結んだと発表しており、好材料視されている。

 両社は、全固体電池用の正極材について21年ごろから共同研究を進め、充放電を繰り返す中での正極材の劣化への課題に取り組んできたが、その解決策として住友鉱が持つ独自の粉体合成技術を活用し、全固体電池に合った「耐久性に優れた正極材」を両社で新たに開発。住友鉱はこれまで20年以上にわたり多くの電動車に正極材を提供してきた知見を生かし、新開発した正極材の供給やその後の量産化を目指すとしている。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS

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