菱製鋼が4カ月ぶりに年初来高値更新、防衛関連の出遅れ割安株として投資マネー誘引◇

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 三菱製鋼<5632.T>が大幅高。一時6.7%高の1880円まで水準を切り上げ、6月9日の年初来高値1849円を4カ月ぶりに更新した。特殊鋼及び精密ばねなどの製造を手掛け、素材から製品までワンストップで生産できる優位性を持つ。26年3月期は営業13%増益を見込むなど2ケタ成長路線が続く。また、同社の実質筆頭株主は三菱重工業<7011.T>であり、防衛関連の一角としての位置付けでも注目度が高まっている。PERやPBRなどいずれも割安感が際立つほか、株主還元に前向きな姿勢も評価され、今期の年間配当は前期実績から16円増配となる80円を計画しており、予想配当利回りは4.3%弱に達する。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS

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