7日の米株式市場の概況、NYダウ続落 IT・ハイテク株軟調推移
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7日の米株式市場では、NYダウが前日比91.99ドル安の4万6602.98ドルと続落した。全体相場が高値圏で推移するなか、目先の利益を確定する目的の売りが出た。米政府機関の一部閉鎖が長期化しているのも、投資家心理を下向かせたもよう。IT・ハイテク株は総じて軟調に推移した。 ナイキ<NKE>やキャタピラー<CAT>、メルク<MRK>が売られ、セールスフォース<CRM>が冴えない展開。オラクル<ORCL>やフォード・モーター<F>が株価水準を切り下げた。一方、ユナイテッドヘルス・グループ<UNH>やプロクター・アンド・ギャンブル<PG>、IBM<IBM>がしっかり。インターコンチネンタル・エクスチェンジ<ICE>が値を上げ、デル<DELL>やクローガー<KR>が買われ、エスティ・ローダー<EL>やフィグマ<FIG>が大幅高となった。 ナスダック総合株価指数は153.31ポイント安の2万2788.36と反落した。テスラ<TSLA>が下値を探り、アルファベット<GOOGL>やマイクロソフト<MSFT>が値を下げたほか、アプライド・マテリアルズ<AMAT>とラム・リサーチ<LRCX>が下値を探り、エア・テスト・システムズ<AEHR>が急落した。半面、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>が高く、ソーファイ・テクノロジーズ<SOFI>が急伸した。 出所:MINKABU PRESS