戸田建がプラスに転じる、JTBや富士通とNFTを活用した観光DXプロジェクト開始◇
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戸田建設<1860.T>が後場プラスに転じている。この日、JTB(東京都品川区)、富士通<6702.T>と、福井県越前市における訪日外国人観光客の誘客拡大を目的とした観光DXプロジェクト「ECHIZENクエスト」の実証実験を11月から来年1月末まで行うと発表しており、好材料視されている。 「ECHIZENクエスト」は越前市内の体験工房と連携して、越前和紙、越前打刃物、越前箪笥、越前漆器、越前焼きなどの伝統工芸や眼鏡、繊維などのモノづくりを巡る体験型コンテンツ。参加者は各スポットで体験を通じて越前市にゆかりのある紫式部が描かれたNFTを取得。同NFTは観光体験の証としての意味を持ち、地域への支援や土産との交換が可能なもので、将来的には特定地域内で利用可能な通貨やポイント制度、またNFT保有者割引や限定体験などの特典との連携も視野に入れているという。戸田建は、事業全体の統括・スマートシティ基盤整備を担当。また、JTBは観光商品の企画・造成、プロモーションを、富士通はNFT発行・デジタル通貨ヴィジュアルコイン技術支援をそれぞれ担当する。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS
