マーチャントが反発、エネルギーポイントを持ち分法適用関連会社化
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マーチャント・バンカーズ<3121.T>が反発している。6日の取引終了後、特定卸供給事業者(アグリゲーター)のライセンスを持つエネルギーポイント(東京都渋谷区)の第三者割当増資を引き受け、持ち分法適用関連会社化すると発表しており、好材料視されている。 アグリゲーターは電力の自由化に伴い電力を調達し、需要者に供給する企業のことで、エネルギーポイントは25年5月にアグリゲーターライセンスを取得し、系統用蓄電池で蓄電する電力を安く調達し、市場などを通じて最適な条件で電力需要者に供給する。今回、マーチャントは、エネルギーポイントの株式の20.0%を保有し資本・業務提携を締結することで系統用蓄電池事業の強化を図る方針で、マーチャントが投資する系統用蓄電池案件について、エネルギーポイント社と共同して案件の発掘・開発を行うほか、エネルギーポイントがアグリゲーターとして運営を行うことになる。なお、25年10月期業績への影響は軽微としている。 出所:MINKABU PRESS