サムコが続急騰で新高値圏突入、次世代パワー半導体装置分野の雄でペロブスカイト太陽電池向けでも活躍期待
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サムコ<6387.T>が続急騰、4000円大台に乗せ9月18日につけた高値3830円を払拭し年初来高値を更新した。化合物半導体(次世代パワー半導体)に重心を置き、オプトエレクトロニクス分野や高周波デバイス分野で実力を発揮する研究開発型装置メーカーとして存在感を示している。半導体関連の出遅れ株として株高修正の動きが期待されるほか、足もとではペロブスカイト太陽電池関連として人気化素地を開花させた。ペロブスカイト太陽電池向けに同社が手掛けるALD装置(原子層堆積装置)に評価が高い。きょうはノーベル物理学賞の発表を控えるが、量子コンピューターのほかペロブスカイト太陽電池関連が注目分野に挙がっており、その関連株の一角としてにわかに脚光を浴びている格好だ。また、ペロブスカイト太陽電池は、自民党新総裁に選出された高市早苗氏が推奨している製品分野でもあり、高市トレードの対象テーマともなっているため、ノーベル物理学賞の結果にかかわらず、中期的なテーマ性を発揮するとの読みも投資家サイドに働いている。 出所:MINKABU PRESS