安川電が26年2月期通期業績予想を上方修正、想定レート1ドル=145円で据え置き
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安川電機<6506.T>が3日の取引終了後、26年2月期第2四半期累計(3~8月)の連結決算の発表にあわせて、26年2月期の通期業績予想を上方修正した。売上高予想をこれまでの5150億円から5250億円(前期比2.4%減)、営業利益予想を430億円から480億円(同4.3%減)、最終利益予想を330億円から370億円(同35.1%減)に引き上げた。8月中間期の業績と足もとの需要環境を踏まえた。想定為替レートは1ドル=145円、1ユーロ=160円、1人民元=20円で変更しない。6~8月期の受注額は1340億円で前年同期比6%増。前四半期比では5%増となった。 8月中間期は売上高が2601億9500万円(前年同期比0.5%減)、営業利益が233億3400万円(同1.8%増)、最終利益が182億4700万円(同2.2%増)だった。新規受注を確実に売り上げにつなげたほか、モーションコントロールセグメントにおける付加価値改善や間接費の抑制が増益に寄与した。 出所:MINKABU PRESS