本日注目すべき【好決算】銘柄 霞ヶ関C、放電精密、オンワード (2日引け後 発表分)

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 10月2日の引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 霞ヶ関C <3498> [東証P]  ★今期経常は40%増で6期連続最高益、実質増配へ
 ◆25年8月期の連結経常利益は前の期比2.2倍の171億円に拡大して着地。続く26年8月期は前期比40.1%増の240億円と6期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期はホテル市場、冷凍冷蔵倉庫、ヘルスケア市場、ドバイ不動産における需要拡大を背景に、開発用地の売却益や成功報酬・ストック収入が膨らみ、55.4%の大幅増収を見込む。
  併せて、今期の年間配当は165円とし、8月31日割当の株式分割を考慮した実質配当は37.5%増配とする方針とした。

 KTK <3035> [東証S]  ★今期経常は7%増で2期連続最高益、1円増配へ
 ◆25年8月期の連結経常利益は前の期比5.5%増の5.1億円で着地。続く26年8月期も前期比6.8%増の5.5億円に伸び、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期はリユーストナーや文具事務用品などを販売する主力のサプライ事業が増収増益を確保するほか、ITソリューション事業では複合機販売を起点とした提案型ビジネスや高付加価値サービスの拡販に注力する方針。

 放電精密 <6469> [東証S]  ★今期経常を一転10%増益に上方修正
 ◆26年2月期の連結経常利益を従来予想の6.1億円→7億円に14.9%上方修正。従来の減益予想から一転して10.1%増益見通しとなった。売上高は計画を下回るものの、上期に高水準な生産性を保持したことに加え、価格改定効果や経費見直しなども寄与し、利益は上振れする。

 オンワード <8016> [東証P]  ★上期経常が6%増益で着地
 ◆26年2月期上期(3-8月)の連結経常利益は前年同期比5.9%増の55.2億円に伸びて着地。戦略強化ブランドを中心に商品ラインアップやマーケティングを強化したほか、新規出店の進展や前期に買収したウィゴーの業績上積みなども寄与し、18.4%の増収を達成した。
  併せて、1600万株(発行済み株式数の10.13%)を16日付で消却すると発表。

株探ニュース

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