オプトエレがウリ気配スタート、在庫調整継続で今期は一転最終赤字の見通し

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 オプトエレクトロニクス<6664.T>がウリ気配スタート。同社は1日の取引終了後、25年11月期第3四半期累計(24年12月~25年8月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を下方修正した。今期の最終損益予想は従来の1400万円の黒字から1億7000万円の赤字(前期は6億7200万円の赤字)に引き下げた。4期連続の最終赤字の見通しとなり、失望売りが膨らんだようだ。

 今期の売上高予想は従来の見通しから3億5600万円減額して66億6900万円(前期比5.2%増)に見直した。米国や欧州、アジア市場において在庫調整が継続するなか、為替の影響や原材料価格の上昇があって粗利益が減少する。為替差損の発生も加わり、米社との訴訟が和解に至ったことに関連する特別利益の計上を見込むものの補えず、最終黒字を確保できない見通しとなった。第3四半期累計の売上高は前年同期比6.1%増の48億8200万円、最終損益が9800万円の赤字(前年同期は3億3000万円の赤字)となった。

出所:MINKABU PRESS

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