ヤマシタHDが急反落、医療機関の設備投資需要減少響き第1四半期は最終赤字で着地
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ヤマシタヘルスケアホールディングス<9265.T>が急反落している。9月30日の取引終了後に発表した第1四半期(6~8月)連結決算が、売上高150億7800万円(前年同期比0.7%減)、営業利益3600万円(同79.6%減)、最終損益200万円の赤字(前年同期8300万円の黒字)となり、最終赤字転落が嫌気されている。 中核事業の医療機器販売業で、検査・手術件数の増加により診療材料などの医療機器消耗品の需要が増加したものの、医療機関における設備投資需要が減少したことで、MRI、CTなどの画像診断機器や放射線診断装置及び超音波診断装置などが落ち込んだ。また、人件費の増加や子会社マイクロソニックにおける研究開発費の計上なども損益を悪化させた。 なお、26年5月期通期業績予想は、売上高676億4700万円(前期比4.9%増)、営業利益5億9000万円(同29.6%減)、最終利益3億5400万円(同42.6%減)の従来見通しを据え置いている。 出所:MINKABU PRESS