ロジスネクスが急落、JIPが1株1537円でディスカウントTOBを実施◇

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 三菱ロジスネクスト<7105.T>が急落した。9月30日の取引終了後、同社に対し日本産業パートナーズ(JIP)が1株1537円でTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。買付価格は前日終値の1815円を約15%下回り、ディスカウントTOBとなる。ロジスネクスの株価はTOB価格にサヤ寄せする動きとなっている。

 買付予定数の下限は241万700株で、上限は設定しない。非公開化を目的としたTOBで、成立した場合は所定の手続きを経て、ロジスネクスは上場廃止となる予定。12月下旬をメドに買い付けを開始することを目指す。JIPはTOB後に三菱重工業<7011.T>の持ち分を取得し、完全子会社とする予定。三菱重はフォークリフトを手掛けるロジスネクスとの親子上場の関係を解消する。ロジスネクスはTOBに対して賛同の意見を表明。応募するか否かについては、株主の判断に委ねるとしている。東京証券取引所は30日付でロジスネクスを監理銘柄(確認中)に指定した。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS

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