米外為市場サマリー:米政府機関閉鎖懸念などから一時147円60銭台に軟化

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為替

 9月30日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=147円90銭前後と前日と比べて70銭程度のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=173円53銭前後と同70銭強のユーロ安・円高だった。

 米国で10月から始まる新しい会計年度の予算をまかなう「つなぎ予算案」が成立するメドが立たないなか、米政府機関の一部閉鎖を巡る不透明感からドル売りが先行。また、日銀が29日に公表した9月18~19日開催分の金融政策決定会合における主な意見で「そろそろ再度の利上げを考えてもいい時期かもしれない」などとする意見があり、日銀の追加利上げ観測から円が買われやすい面もあった。加えて、30日発表の米9月シカゴ購買部協会景気指数や米9月消費者信頼感指数が市場予想を下回ったことも影響し、ドル円相場は一時147円65銭まで軟化した。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1734ドル前後と前日に比べて0.0007ドル程度のユーロ高・ドル安だった。

出所:MINKABU PRESS

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