本日注目すべき【好決算】銘柄 インフロニア、スターマイカ、ERIHD (30日引け後 発表分)

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 9月30日の引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 インフロニア <5076> [東証P]  ★今期最終を53%上方修正・3期ぶり最高益、配当も18円増額
 ◆26年3月期の連結最終利益を従来予想の334億円→510億円に52.7%上方修正。増益率が3.0%増→57.3%増に拡大し、3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。連結子会社化した三井住友建設 <1821> の業績上積みが収益を押し上げる。
  併せて、年間配当を従来計画の60円→78円(前期は60円)に大幅増額修正した。年間配当利回りは5.07%に上昇。また、中期経営計画を見直し、28年3月期の最終利益目標を従来の430億円→630億円に上方修正。

 スターマイカ <2975> [東証P]  ★今期経常を20%上方修正・3期ぶり最高益、配当も3円増額
 ◆25年11月期第3四半期累計(24年12月-25年8月)の連結経常利益は前年同期比31.2%増の49.9億円に拡大して着地。主力のリノベマンション事業でオーナーチェンジ物件の販売戸数が大幅に増加したことに加え、高価格帯物件の販売も好調だったことが寄与。
  併せて、通期の同利益を従来予想の49.8億円→60億円に20.5%上方修正。増益率が8.1%増→30.3%増に拡大し、3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。
  業績好調に伴い、年間配当を従来計画の30円→33円(前期は23円)に増額修正した。

 Tアルファ <3089> [東証S]  ★12-8月期(3Q累計)経常が4倍増益で着地
 ◆25年11月期第3四半期累計(24年12月-25年8月)の連結経常利益は前年同期比4.0倍の4億7900万円に急拡大して着地。前期に受注した舶用機器の納入が進み、マリン・環境機器事業の収益が急拡大したことが寄与。試験・計測システムインテグレーションの強化に注力し、SI事業が黒字化したことも大幅増益に貢献した。

 フェリシモ <3396> [東証S]  ★上期経常を3.9倍上方修正
 ◆26年2月期上期(3-8月)の連結経常利益を従来予想の6400万円→2億4700万円に3.9倍上方修正。増益率が4.0倍→15倍に拡大する見通しとなった。特定商品のバリューチェーンを見直し、各工程を一体化する新手法の導入によってヒット商品を創出することで売上原価が減少したことが要因。神戸ポートタワーで著名アーティストや人気キャラクターとのコラボ企画が奏功し、集客数が増加したことも上振れにつながった。

 データHR <3628> [東証G]  ★今期最終を63%上方修正・最高益予想を上乗せ
 ◆26年3月期の連結最終利益を従来予想の3.8億円→6.2億円に62.5%上方修正し、従来の5期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。子会社DeSCヘルスケアにおける債務免除益2.4億円を計上することが最終利益を押し上げる。

 ERIHD <6083> [東証S]  ★6-8月期(1Q)経常は5.4倍増益で着地
 ◆26年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常利益は前年同期比5.4倍の8.7億円に急拡大して着地。建築確認制度の法改正を追い風に、省エネ審査や構造審査業務が増加したほか、M&A効果なども寄与し、31.1%の大幅増収を達成した。
  併せて、発行済み株式数の1.58%にあたる12万株または3憶9600万円を上限に、ToSTNeT-3で自社株買いを実施すると発表。

株探ニュース

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