岡谷鋼機が後場上げ幅を拡大、上期24%営業増益と期末配当予想の増額修正を好感

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 岡谷鋼機<7485.NG>が後場上げ幅を拡大している。午前11時30分ごろに発表した8月中間期連結決算で営業利益が213億1100万円(前年同期比23.6%増)と大幅増益となったことに加えて、期末配当予想を75円から80円に引き上げ年間配当を155円としたことが好感されている。

 売上高は5706億4800万円(前年同期比5.7%増)だった。情報・電機事業で情報インフラ関連及び車載部品が増加したほか、非鉄金属部門で自動車関連及び環境配慮型材料が伸長したことが貢献。また、産業資材事業で自動車関連及び航空機向け部材が増加したほか、生活産業事業で昨年8月に配管機器事業会社が加わったことも寄与した。

 なお、26年2月期通期業績予想は、売上高1兆1000億円(前期比1.9%減)、営業利益340億円(同9.0%減)、純利益250億円(同7.6%減)の従来見通しを据え置いている。

 同時に、オープンソースの自動運転システム「Autoware」の開発を主導するティアフォー(東京都品川区)のグループ会社マップフォー(名古屋市中区)株式の一部を9月16日付で取得したと発表した。自動運転分野における技術開発や事業展開を加速するのが狙い。なお、同件による業績予想への変更はないとしている。

出所:MINKABU PRESS

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