外為サマリー:一時148円80銭台に上昇、日銀「主な意見」受け強弱感も

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為替

 30日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=148円78銭前後と前日午後5時時点に比べ20銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=174円39銭前後と同10銭強のユーロ高・円安で推移している。

 前日のニューヨーク市場で、ドル円は148円台半ばを中心とする一進一退が続いた。きょうの東京市場に移ってからは、午前8時30分時点では148円50銭前後で推移していたが、午前9時50分過ぎには148円80銭台へ上昇した。月末・四半期末となるなか、ややドル買いが優勢となっている様子だ。この日日銀が発表した9月18~19日開催分の金融政策決定会合における「主な意見」では「そろそろ再度の利上げを考えてもいい時期かもしれない」との意見が出る一方で「ハードデータをもう少し確認してから判断しても遅くない」との声もあり、これを受け相場には強弱感が対立している様子だ。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1721ドル前後と同0.0006ドル程度のユーロ安・ドル高で推移している。




出所:MINKABU PRESS

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