本日注目すべき【好決算】銘柄 富山第一銀、FIG、エイビック (29日引け後 発表分)
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9月29日の引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。 富山第一銀 <7184> [東証P] ★今期経常を60%上方修正、配当も20円増額 ◆26年3月期の連結経常利益を従来予想の92億円→147億円に59.8%上方修正。減益率が51.5%減→22.5%減に縮小する見通しとなった。有価証券関係利益が想定より増加することが上振れの要因。 併せて、年間配当を従来計画の36円→56円(前期は34円)に増額修正した。 キャピタルA <3965> [東証S] ★今期経常を19%上方修正 ◆25年9月期の連結経常利益を従来予想の4億4000万円→5億2500万円に19.3%上方修正。増益率が42.9%増→70.5%増に拡大する見通しとなった。生命保険会社からの顧客管理システム再構築に加え、法人向けペーパーレス申込システムや代理店向け設計書・申込書システムなどの受注が好調だったことを反映した。証券会社に対するIFA向け投資商品発注サポートシステムの開発、メガバンググループ向けには新NISA対応のゴールベースマネジメントシステムの投入など、受託開発分野の売り上げも伸びる。 FIG <4392> [東証P] ★今期配当を5円増額修正 ◆25年12月期の期末一括配当を従来計画の5円→10円(前期は5円)に大幅増額修正した。配当性向30%以上を基準とすることを決定。この方針に沿い、株主への利益配分を増やす。配当性向は3.13%に上昇。 エイビック <9554> [東証G] ★今期経常を8%上方修正・最高益予想を上乗せ ◆25年9月期の連結経常利益を従来予想の6.6億円→7.2億円に8.4%上方修正。増益率が51.5%増→64.2%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。エンタープライズ顧客からの案件受注や人材採用・人材育成・テクノロジーの活用による組織力の向上、リアレーションのM&A効果によって、想定を上回る業績推移となっていることを織り込んだ。26年9月期も売上高、営業利益ともに30%以上の成長率を見込む。 株探ニュース