大幅反落、主要産油国は生産枠の引き上げを継続へ=NY原油概況

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先物

NY原油先物11月限(WTI)(終値)
1バレル=63.45(-2.27 -3.45%)

 10月5日のオンライン会合で、石油輸出国機構(OPEC)プラスの主要8カ国が11月の生産枠の引き上げを決定する見通しであることが相場を圧迫した。ロシアやサウジアラビアなど主要産油国は日量166万バレル規模の自主減産の解除を開始し、10月は生産枠を日量13万7000バレル引き上げることで合意しているが、11月の増産幅は10月と少なくとも同等になると報じられている。今月で完了する日量220万バレルの自主減産の解消については、当初の予定よりもかなり前倒しで実施され、市場参加者を驚かせた経緯があり、会合に向けて警戒感が高まっている。

 時間外取引で11月限は下落。通常取引開始後は62.98ドルまで下げ幅を拡大した。

MINKABU PRESS

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