明日の為替相場見通し=ドル安基調の継続はあるか
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今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、足もとのドル安基調は続くかが焦点となりそうだ。予想レンジは1ドル=148円00~149円00銭。 きょうの東京市場でドルは148円半ばへ下落。前週末26日に発表された米8月米個人消費支出(PCE)物価指数は市場予想と一致する結果となり、米利下げに対する期待が強まり、日米金利差縮小観測からドル売り・円買いが優勢となった。今晩は目立った経済指標の発表は予定されていない。足もとのトレンドはドル安となっており、この流れが続くかが注目される。また、トランプ米大統領が米議会指導部と協議するが、つなぎ予算が成立しなければ10月1日から一部政府機関閉鎖が懸念されることになるだけに、その動向が注目されている。今晩はウォラーFRB理事やボスティック・アトランタ連銀総裁などの講演が予定されている。明日は9月開催分の日銀金融政策決定会合における「主な意見」が公表される。 出所:MINKABU PRESS