第四北越FGは売り買い交錯、26年3月期業績・配当予想引き上げも利益確定売りが上値圧迫
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第四北越フィナンシャルグループ<7327.T>は売り買い交錯。同社は前週末26日の取引終了後、26年3月期の連結業績と配当予想の上方修正を発表した。これを手掛かりに買いが先行したものの、地銀株全般が物色人気化した前営業日に同社株は大幅高となっていたこともあって、目先の利益を確定する目的の売りもかさみ、その後は一進一退の動きとなっている。 26年3月期の純利益予想は従来の見通しから30億円増額して360億円(前期比22.7%増)に見直した。県外の事業性貸出が増加し貸出金利息が堅調に推移。ポートフォリオの見直しに伴う有価証券利息配当金の伸長による影響も業績予想に織り込んだ。中間・期末配当予想は株式分割前のベースで従来の見通しからそれぞれ6円増額して81円に修正。年間配当予想は同ベースで162円(前期は131円)となる。10月1日付の株式分割を考慮したベースでは、年間配当予想は54円(前期は43円66銭)。実質増配を計画する。 出所:MINKABU PRESS