26日の米株式市場の概況、NYダウ299ドル高 利下げ観測が引き続き支援

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 26日の米株式市場では、NYダウが前日比299.97ドル高の4万6247.29ドルと4日ぶりに反発した。8月の米個人消費支出(PCE)物価指数は前月比0.3%上昇、前年同月比2.7%上昇となった。伸び率は市場予想と同水準となり、米連邦準備制度理事会(FRB)による追加利下げシナリオが引き続き意識され、株買いを誘った。

 ボーイング<BA>が買われ、メルク<MRK>やジョンソン・エンド・ジョンソン<JNJ>が堅調推移。エスティ・ローダー<EL>やフォード・モーター<F>が高く、ヒムズ&ハーズ・ヘルス<HIMS>やチューイー<CHWY>が大幅高となった。一方、コカ・コーラ<KO>やユナイテッドヘルス・グループ<UNH>が冴えない展開。オラクル<ORCL>やイオンQ<IONQ>が軟調に推移し、オクロ<OKLO>が急落した。
 
 ナスダック総合株価指数は99.37ポイント高の2万2484.06と4日ぶり反発。テスラ<TSLA>が買われ、インテル<INTC>が株価水準を切り上げたほか、パッカー<PCAR>やアップロビン<APP>、エレクトロニック・アーツ<EA>が急伸した。一方、アップル<AAPL>やメタ・プラットフォームズ<META>、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>が値を下げ、コストコ・ホールセール<COST>が下値を模索。コンセントリクス<CNXC>が大幅安となった。

出所:MINKABU PRESS

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