10万円以下で買える、高ROE&低PER 24社【スタンダード】編 <割安株特集>
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少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。SBI証券、楽天証券、GMOクリック証券のネット証券3社が株式の売買手数料無料化を打ち出すなど、投資家は手数料を気にせずに売買することが可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、赤字決算や無配の企業も数多くあることには注意が必要だ。 東証スタンダード上場企業では719銘柄が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は、投下した資本に対し企業がどれだけの利益を上げられるのかという観点からROE(自己資本利益率)に注目した。ROEが高い銘柄は効率的に株主資本を活用できているといえるほか、機関投資家が投資先候補として選定することも期待される。また、割安を見分ける基準となる予想PER(株価収益率)が10倍未満の銘柄に絞り込んだ。 下表は東証スタンダード上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)時価総額50億円以上、(3)予想ROEが10%以上、(4)予想PERが10倍未満――を条件に投資妙味が高まる24社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※ROE、PER、最低投資金額は26日現在) 26日(金)に配信した「10万円以下で買える、高ROE&低PER【プライム】編」も併せてご覧ください。 最低投資 予想 予想 コード 銘柄 金額 ROE PER <4651> サニックスH 25300 18.53 6.8 <2652> まんだらけ 31400 13.03 6.8 <6366> 千代建 40700 50.21 7.0 <2162> nms 45900 23.88 8.0 <8927> 明豊エンタ 53900 21.01 8.0 <9446> サカイHD 53900 13.04 6.1 <3241> ウィル 54500 14.56 8.5 <197A> タウンズ 56000 49.47 6.7 <8737> あかつき本社 56300 15.18 6.3 <6658> シライ電子 66000 13.92 7.6 <2418> ツカダGHD 70100 20.38 4.6 <6356> 日ギア 72300 11.58 7.0 <2180> サニーサイド 75900 24.87 9.9 <4320> CEHD 78000 21.33 8.4 <5542> 報国マテリア 80100 10.50 8.9 <8908> 毎コムネット 82000 12.28 9.0 <9780> ビステム 86600 10.24 8.4 <7814> 日本創発G 89000 31.97 7.7 <287A> 黒田グループ 89400 11.22 9.5 <8704> トレイダーズ 94000 28.21 5.2 <5985> サンコール 96100 12.74 8.1 <7040> サンライフH 96200 12.89 6.8 <7273> イクヨ 97100 31.11 6.5 <9193> 東京汽 99300 21.18 2.0 ※単位はROEが%、PERが倍、最低投資金額が円。 ※対象条件について、直近予想の「最終利益が経常利益の80%以上」の企業は、特別利益や税控除などにより一時的に最終利益がかさ上げされているケースが多いため、対象から除いた。 ※通期配当予想が無配の銘柄は除いた。 株探ニュース