【今週読まれた記事】最高値を連日更新! 高所恐怖も合理的判断で切り抜ける
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株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は9月20日から26日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。 今週も日本株市場の強さが際立つ展開となりました。日経平均株価は週明け22日から3営業日連続で最高値を更新、終値で4万5754円まで上値を伸ばしました。週末26日には日経平均は反落しましたが、TOPIXは続伸し最高値を更新。この強さは米国株市場の好調に追随していることに加え、石破首相が退陣を決めたことで新政権による財政出動期待が高まっていることが背景となっています。そのため市場では、“次の自民党総裁は誰に決まるのか”が大きなトピックとなっています。株探では25日、自民党総裁選の最新情勢と、候補者の政策案から注目される投資テーマなどを徹底リポートした「自民党総裁選に市場は熱視線、経済政策で浮かび上がる有望株を追う <株探トップ特集>」を配信。週半ばの木曜日配信にもかかわらず、アクセスランキング上位入りする人気記事となりました。 9月以降、日経平均は一貫して上昇指向を示し、市場関係者の間では「5万円も視野」といった声すら上がっています。その一方、短期間で急上昇したため高所恐怖症的な恐れを抱く投資家も少なくありません。一部では「バブルではないか」という声も聞かれるようです。大人気相場コラム「【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 楽観・悲観に偏らず、出遅れ銘柄を仕込む!」の北浜氏はそれを一蹴。1980年代末から90年代初頭にかけてのバブル相場では「実体経済の成長を超えて投機資金が市場に流入した」ことを指摘し、「『今はバブルか否か』を決めることよりも、『実体経済と業績に裏付けられているのか』、『バリュエーションは合理的か』をチェックし続けることが重要」と戒めています。北浜氏の記事は今週もアクセスランキングトップ10入りの人気となりました。 現在の株式市場がバブル相場ではないとして、「本当のバブル相場」を警戒するのは「【植木靖男の相場展望】 ─バブル化の予兆が強まる?」の植木氏。「いまの株価上昇が続くと、5万円説は当たり前となる。しかし、多くの人がそれを疑わなくなると、5万円で止まることはない」と、今後の経済状況や政策次第では実体経済にそぐわない株高が訪れる可能性もあると論じています。この記事も多くのアクセスを獲得し11位にランクインしています。 相場コラムは今週も多くの方に読まれています。週末26日には、株価を動かす本質的な要因である「需要と供給」について深く追求する注目のコラム「需給の壺―海外投資家とオプション取引―【若桑カズヲの株探ゼミナール】」も配信。<相場観特集>はアイザワ証券 投資顧問部 ファンドマネージャーの三井郁男氏に今後の見通しを伺いました。どの記事もお見逃しなく。 【杉村富生の短期相場観測】 ─総裁選は株高とのジンクスだが…… 武者陵司「再度顕在化した日本株持たざる恐怖FOMO」 富田隆弥の【CHART CLUB】 強いAI相場、仕上げ局面へ 三井郁男氏【最高値更新続く日本株、AI相場の持続性は?】 <相場観特集> バブル相場の怖さは、実際の価値以上に膨らんだ株価が一気に弾けた時、積み上げた資産が価値を大きく毀損することです。前述の植木氏は「バブルはその始まりの時点では予測し得ない」とも指摘しており、株高に乗じて無警戒に資金を市場投入するのはおすすめできません。では、どのような銘柄が有効な投資対象となるのでしょうか。その答えの一つが、特定分野では“世界一の技術・製品”を持つ「グローバルニッチトップ」企業です。10年で株価を200倍に成長させたレーザーテック <6920> [東証P]を代表例として、唯一無二の技術・製品を持つ企業の成長余地に注目するのは合理的な判断といえます。「世界最強株を追う、急騰DNA開花前夜の『ニッチトップ超特選8銘柄』 <株探トップ特集>」は、グローバルニッチトップ企業から株価水準に修正余地がある8銘柄を厳選して紹介。断トツのアクセスを獲得してランキング首位に輝きました。 そのほか投資テーマ関連では、日本最大級のゲームの祭典「東京ゲームショウ」を間近に控え、話題の新作ゲームや周辺機器を開発する企業から注目の6銘柄を紹介した「開催迫る業界最大のイベント、『東京ゲームショウ』で浮上する妙味株6選 <株探トップ特集>」が15位にランクイン。また、以下の記事も上位ランキング入りとなりました。 中長期の成長期待に刮目、次代の有望市場「インド」関連株に再脚光 <株探トップ特集> 「親子上場」が18位にランク、親子上場解消への高い関心続く<注目テーマ> アクセスランキング2位は、決算発表シーズンの定番企画「利益成長“青天井"銘柄リスト」を“全期間“に再編集した「利益成長“青天井”銘柄リスト【総集編】第1弾 25社選出 <成長株特集>」が獲得。第1弾では時価総額4000億円以上の銘柄を対象に、25年4-6月期に四半期ベースの過去最高益を更新し、かつ今期も最高益を見込む銘柄をリストアップしました。第2弾の「利益成長“青天井”銘柄リスト【総集編】第2弾 27社選出 <成長株特集>」もスピードランクイン。待望の「第3弾」は明日28日の19時30分に配信予定です。お楽しみに。 銘柄スクリーニング記事では、9月末に権利基準日を迎える高利回り銘柄をランキングした「まだ間に合う、9月配当【高利回り】ベスト30『プライム』編 <割安株特集>」が4位、「5万円以下で買える、好業績&低PER 23社 <割安株特集>」が9位と、バリュー株の特集に人気が集まっています。そのほか以下の記事もすべてが上位ランキング入りとなりました。 まだ間に合う、9月配当【高利回り】ベスト30「スタンダード他」編 <割安株特集> 【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 9月24日版 【REIT高配当利回り】ランキング (9月19日現在) 10万円以下で買える、高利回り&低PBR 32社【プライム】編 <割安株特集> 10万円以下で買える、高利回り&低PBR 31社【スタンダード】編 <割安株特集> 今週の株探プレミアムコラムは「すご腕投資家に聞く『銘柄選び』の技 趙(ちょう)さんの場合」の第2回「カバーは『?』でANYCOLORは『◯』で、4100万円のツボ」を配信。どんな場面でもリターンを逃さないマーケットハンターの趙さんが短期トレードのターゲットにしているのが、VTuber事務所を運営するANYCOLOR <5032> [東証P]です。今回は6000回を超える同社株のトレードで4100万円もの実現益を獲得した投資戦略を、趙さんの実際のトレードを振り返りながら紹介していきます。プレミアム未加入の方も1ページ目が無料でお読みいただけます。 株探プレミアムは初回登録時のみ30日間の“無料体験”ができます。まだの方はぜひ無料体験をお試しください。“過去25期分”の業績や「成長性」「収益性」といった指標の表示、サプライズ決算の“超速報”など、投資に有用な情報が満載の株探プレミアム。詳細は「株探プレミアムのご紹介」ページをご覧ください。皆様のご加入をお待ちしております。 日々多くの発表が行われる中、重要な発表を見逃さないための定番人気記事「明日の好悪材料」と「サプライズ決算」。先週末から今週にかけて配信した記事は以下の通りです。 【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (9月19日発表分) 【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (9月22日発表分) 【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (9月24日発表分) 【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (9月25日発表分) ★本日の【サプライズ決算】速報 (09月22日) ★本日の【サプライズ決算】速報 (09月24日) ★本日の【サプライズ決算】速報 (09月25日) ★本日の【サプライズ決算】速報 (09月26日) 株探ニュース