10万円以下で買える、高ROE&低PER 26社【プライム】編 <割安株特集>
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少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。SBI証券、楽天証券、GMOクリック証券のネット証券3社が株式の売買手数料無料化を打ち出すなど、投資家は手数料を気にせずに売買することが可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、赤字決算や無配の企業も数多くあることには注意が必要だ。 東証プライム上場企業では245銘柄が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は、投下した資本に対し企業がどれだけの利益を上げられるのかという観点からROE(自己資本利益率)に注目した。ROEが高い銘柄は効率的に株主資本を活用できているといえるほか、機関投資家が投資先候補として選定することも期待される。また、割安を見分ける基準となる予想PER(株価収益率)が市場平均を下回る銘柄に絞り込んだ。 下表は東証プライム上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)予想ROEが10%以上、(3)予想PERが14倍未満――を条件に投資妙味が高まる26社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※ROE、PER、最低投資金額は26日現在) なお、28日(日)16時00分に「10万円以下で買える、高ROE&低PER【スタンダード】編」を配信する予定です。ご期待下さい。 最低投資 予想 予想 コード 銘柄 金額 ROE PER <9432> NTT 15910 11.06 12.7 <2120> LIFULL 21100 16.52 6.4 <8897> ミラースHD 40200 10.05 6.8 <2337> いちご 43500 14.96 11.2 <7868> 広済堂HD 45100 11.40 11.8 <2982> ADWG 47500 12.85 9.1 <6197> ソラスト 50000 14.85 13.5 <8515> アイフル 50400 10.77 10.1 <3679> じげん 54100 20.42 13.4 <3902> MDV 60400 59.03 13.9 <7071> アンビスHD 60800 16.51 10.2 <2533> オエノンHD 61300 11.78 11.9 <6535> アイモバイル 65800 19.31 11.8 <9332> NISSO 67200 15.10 9.1 <9534> 北ガス 69000 11.64 5.8 <9341> GENOVA 69500 15.22 13.3 <3675> クロスマーケ 70200 19.42 8.8 <8016> オンワード 71500 11.86 9.7 <3834> 朝日ネット 72600 13.27 11.3 <2491> Vコマース 80500 14.86 8.3 <9273> コーア商HD 82600 12.94 9.6 <6727> ワコム 83000 28.35 13.1 <7347> マーキュリア 85100 12.52 8.2 <7888> 三光合成 87800 12.43 6.7 <8070> 東京産 93300 16.86 6.6 <3231> 野村不HD 97960 10.01 11.2 ※単位はROEが%、PERが倍、最低投資金額が円。 ※対象条件について、直近予想の「最終利益が経常利益の80%以上」の企業は、特別利益や税控除などにより一時的に最終利益がかさ上げされているケースが多いため、対象から除いた。 ※通期配当予想が無配の銘柄は除いた。 株探ニュース