第四北越FG、上期経常を32%上方修正・最高益予想を上乗せ、通期も増額、配当も8円増額
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第四北越フィナンシャルグループ <7327> [東証P] が9月26日大引け後(16:00)に業績・配当修正を発表。26年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の234億円→310億円(前年同期は204億円)に32.5%上方修正し、増益率が14.6%増→51.8%増に拡大し、従来の4期連続での上期の過去最高益予想をさらに上乗せした。 上期業績の好調に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の480億円→523億円(前期は411億円)に9.0%上方修正し、増益率が16.8%増→27.2%増に拡大し、従来の5期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。 同時に、今期の上期配当を従来計画の75円→81円に増額し、下期配当も従来計画の25円→27円に増額修正した。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 県外事業性貸出が順調に増加し貸出金利息が堅調に推移しているほか、有価証券利息配当金もこれまでのポートフォリオの見直しを通じて増加するなど、資金利益が当初予想を上回る見込みであることから、2026年3月期第2四半期(累計)及び2026年3月期(通期)の連結業績予想を上方修正するものであります。 通期業績予想の上方修正を踏まえ、当社の株主還元方針(参考参照)に鑑み、2025年5月9日に公表しました2026年3月期の配当予想を修正(増配)いたします。第2四半期(中間)配当予想につきましては、1株当たり75円より6円増配し81円といたします。また、2025年8月29日に公表いたしました株式分割(2025年10月1日付で普通株式1株につき3株の割合で分割)の効力発生後となる期末配当金予想につきましては、1株当たり25円より2円増配し27円(株式分割考慮前では1株当たり6円増配し81円)といたします。なお、本件増配により、2026年3月期の通期業績予想に対する配当性向は40.1%となります。(参考)当社の株主還元方針当社は、金融グループの公共性に鑑み、将来にわたって株主各位に報いていくために、収益基盤の強化に向けた内部留保の充実を考慮しつつ、安定的な株主還元を継続することを基本方針といたします。具体的には、1株当たり配当金は原則として累進的とし、配当性向は40%程度とします。自己株式の取得は業績や市場環境等を総合的に考慮したうえで機動的に実施します。なお、当期純利益の増強を基本としてROE向上に取り組んでいく方針であり、2027年3月期には7.5%以上を目指します。