日精鉱が25%高の急騰演じる、アンチモン価格急騰で収益予想と配当の大幅増額がサプライズに
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日本精鉱<5729.T>がカイ気配スタートで一気に株価水準を切り上げ、寄り付いた後も買いが続き、一時25%の急騰で1万4350円まで駆け上がる場面があった。家電や自動車などに使われるアンチモン及びその化合物の製造を手掛けているが、中国のアンチモン関連製品の輸出管理の影響などを背景に、販売価格が急上昇していることが収益を押し上げている。24日取引終了後、同社は26年3月期の業績予想の修正を発表。売上高は従来予想の349億円から402億円(前期比60%増)に、営業利益は33億8000万円から53億円(同47%増)に大幅増額した。また、好業績を背景に株主還元も強化し、今期年間配当を従来計画の240円から340円(前期実績は200円)に大きく上乗せすることも併せて発表しており、これらを好感する形で投資資金が集中した。 出所:MINKABU PRESS