トヨタは強弱観対立も頑強な値動き、1ドル148円台後半の急速な円安が追い風
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トヨタ自動車<7203.T>は強弱観対立の中も前日終値近辺で頑強な値動きを示している。ドル・円相場が一時1ドル=148円90銭前後まで大きく円安方向に振れており、輸出採算向上への期待が買いを誘導している。同社の今期想定為替レートは1ドル=145円で設定されており、実勢はそれよりも4円近く円安で推移していることから、自動車セクターの中でも特に為替感応度の高い同社株にポジティブに作用している。一方、暴風雨で同社のブラジルの2工場が生産停止状態にあることをロイター通信が伝えており、これを警戒材料視する動きも観測される。 出所:MINKABU PRESS