名南M&A、今期経常を一転赤字に下方修正、配当も3.32円減額

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決算

 名南M&A <7076> [名証M] が9月24日大引け後(15:30)に業績・配当修正を発表。25年9月期の連結経常損益を従来予想の2億0100万円の黒字→500万円の赤字(前期は5億5000万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の連結経常利益も従来予想の4億円→1億9400万円に51.5%減額した計算になる。

 業績悪化に伴い、期末一括配当を従来計画の8.32円→5円(前期は25円)に大幅減額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  2025年9月期においては、順調に採用と案件の受託を重ねることができたものの、マッチング及び成約に苦戦し、各四半期において厳しい状況が続いておりました。これまでは大型案件を含む一定数の案件が受託できていることを勘案し、前回発表予想の達成を目指しておりましたが、期末の成約見込み案件を考慮しても、通期業績予想が営業利益、経常利益、当期純利益のいずれも前回発表を大幅に下回る見込みとなったため、修正いたします。 ※上記業績予想につきましては、本資料発表日現在において入手可能な情報による判断および仮定を前提にしており、当該時点においては会計監査人による監査を受けておりません。また実際の業績は、さまざまな要因によって異なる場合があります。

  2025年9月期通期においては、配当性向20%を基準として配当予想 8.32円としておりました。今回の業績予想の修正を受けて配当に関する見直しを行うものですが、当社が目指す安定的な株主還元の方針に従い、今期の当期純利益に関わらず、一株当たりの年間配当金 5.00円とするものです。この結果、2025年9月期通期の配当性向は、当期純利益予想がマイナスであるため、計算対象外となります。  なお当社はこれまで高い自己資本比率を維持しており、今回の配当が資金不足を招く懸念はありません。  ※ 本資料に記載されている業績予想は、本資料の発表日現在で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因によって予想と異なる場合があります。

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