「親子上場」が18位にランク、親子上場解消への高い関心続く<注目テーマ>
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★人気テーマ・ベスト10 1 人工知能 2 半導体 3 下水道 4 データセンター 5 量子コンピューター 6 半導体製造装置 7 防衛 8 核融合発電 9 ペロブスカイト太陽電池 10 JPX日経400 みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「親子上場」が18位にランクインしている。 TOBなどにより親子上場を解消するトレンドが継続している。NTT<9432.T>はNTTデータグループ<9613.T>の完全子会社化を実施。NTTデータは26日で上場廃止となる。三菱商事<8058.T>は三菱食品<7451.T>の完全子会社化を進め、三菱食品も26日に上場廃止となる。また、イオン<8267.T>はイオンモールとイオンディライトを完全子会社とするなど親子上場解消の発表が相次いでいる。東証は、親子上場に対する姿勢を厳しくしており、今年2月には「親子上場等に関する投資者の目線」について公表。「親子上場の形態を維持する意義について合理的な説明をしている企業はほとんどない」といった投資家のコメントを取り上げている。 今後も、親子上場の解消に向けて株式市場の関心は高まりそうだ。市場では、伊藤忠商事<8001.T>と伊藤忠食品<2692.T>、東映<9605.T>と東映アニメーション<4816.T>、大成建設<1801.T>とピーエス・コンストラクション<1871.T>、キリンホールディングス<2503.T>と協和キリン<4151.T>などの動向が注目されている。 出所:MINKABU PRESS