外為サマリー:ドル売り一服で一時147円80銭台に下げ渋る
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24日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=147円78銭前後と22日の午後5時時点に比べ30銭強のドル安・円高となっている。 23日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=147円64銭前後と前日に比べ10銭弱のドル安・円高で取引を終えた。同日発表の米経済指標が景気の減速感を示したことから147円46銭まで下押す場面があった。 祝日明けの東京市場のドル円相場は軟調にスタート。前日に米長期金利が低下したことで、日米金利差の縮小を意識したドル売り・円買いが先行した。ただ、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が前日の講演で追加利下げに慎重な姿勢を示したことがドルを下支え。自民党総裁選を巡る警戒感が円の重荷となっている面もあり、午前9時50分ごろに147円82銭まで下げ渋った。 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1803ドル前後と22日の午後5時時点に比べて0.0055ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=174円43銭前後と同45銭程度のユーロ高・円安で推移している。 出所:MINKABU PRESS