23日の米株式市場の概況、NYダウ5日ぶり反落 FRB議長講演で軟化
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23日の米株式市場では、NYダウが前日比88.76ドル安の4万6292.78ドルと5日ぶりに反落した。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が講演で、労働市場の下振れリスクとインフレの上振れリスクについて言及しつつ、追加利下げに慎重な姿勢を示した。パウエル議長の講演内容を受けて主力株に売りが出て株価指数は軟化した。 ビザ<V>やセールスフォース<CRM>が軟調推移。ビストラ<VST>とバーティブ・ホールディングス<VRT>が大幅安となった。一方、ユナイテッドヘルスグループ<UNH>やボーイング<BA>が買われ、スリーエム<MMM>とジョンソン・エンド・ジョンソン<JNJ>がしっかり。オント・イノベーション<ONTO>が大幅高となった。 ナスダック総合株価指数は215.51ポイント安の2万2573.47と4日ぶりに反落した。エヌビディア<NVDA>やテスラ<TSLA>、アマゾン・ドット・コム<AMZN>が株価水準を切り下げ、メタ・プラットフォームズ<META>やマイクロソフト<MSFT>が冴えない展開。ファイアフライ・エアロスペース<FLY>が急落した。半面、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>が底堅く、ACMリサーチ<ACMR>が急伸した。 出所:MINKABU PRESS
