反発、ロシアやイランと西側の衝突を警戒=NY原油概況

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先物

NY原油先物11月限(WTI)(終値)
1バレル=63.41(+1.13 +1.81%)

 ロシアの戦闘機がエストニアの領空を侵犯した問題で、西側各国の対応が警戒されることが引き続き相場を押し上げた。ウクライナを舞台としたロシアと北大西洋条約機構(NATO)加盟国の衝突が意識されている。ただ、ロシアは領空侵犯を否定している。

 イラン最高指導者のハメネイ師が米国との核開発協議を停止することを発表し、ウラン濃縮を継続する方針を示したことも買い手がかり。ウラン濃縮の停止を要求する米国は交渉の結果を決めつけ、命令しているだけ交渉になっていないと述べている。ただ、ハメネイ師は核兵器を持たないと改めて言及している。

 時間外取引で11月限は上昇。通常取引開始後は63.89ドルまで上値を伸ばした。

MINKABU PRESS

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