★本日の【イチオシ決算】 アクセル、キャリアL、ウィルG (9月22日)
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1)本日(9月22日)引け後に発表された決算・業績修正 ●イチオシ決算 【アクセル <6730> [東証S]】 ★今期経常を45%上方修正、配当も16円増額 ◆26年3月期の連結経常利益を従来予想の10.2億円→14.8億円に45.1%上方修正。減益率が33.9%減→4.0%減に縮小する見通しとなった。パチンコ・パチスロ機向けグラフィックスLSIやメモリモジュールなどの販売が増加し、売上高が計画を14.8%も上回ることが寄与。高付加価値品の出荷が想定より伸びることも利益を押し上げる。 業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の33円→49円(前期は45円)に大幅増額修正した。配当利回りは3.96%に上昇。 ●サプライズな決算発表・業績修正 モビルス <4370> [東証G] ★前期経常を一転黒字に上方修正 ◆25年8月期の連結経常損益を従来予想の600万円の赤字→8200万円の黒字に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。プロフェッショナルサービスのカスタマイズで新規案件の売上計上に遅れが生じたものの、コスト削減施策を進めたことで採算は大きく改善した。 アイビー <4918> [東証S] ★今期経常を12%上方修正 ◆26年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の3.4億円→3.8億円に11.8%上方修正。減益率が19.0%減→9.5%減に縮小する見通しとなった。原材料価格の値上げが一巡し、売上原価率が想定を下回ることに加え、経費削減を継続している効果なども織り込んだ。 キャリアL <6070> [東証P] ★上期経常を一転53%増益に上方修正 ◆26年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の11.5億円→18.2億円に58.6%上方修正。従来の減益予想から一転して53.2%増益見通しとなった。事務系人材サービス事業のBPO関連事業部門で各種給付金支給案件やマイナンバー関連案件、戸籍法改正関連案件の受注が想定以上に伸びたほか、製造系人材サービス事業においても製造加工部門の受注量が増加したことが要因。BPO関連事業部門で業務量の比重が平準化されたことなども上振れにつながった。 ウィルG <6089> [東証P] ★今期最終を11%上方修正 ◆26年3月期上期(4-9月)の連結最終利益を従来予想の5.8億円→7.2億円に25.0%上方修正。国内Working事業で注力している建設技術者領域が堅調であることに加え、セールスアウトソーシング領域などの既存領域も順調に推移していることが要因。海外Working事業で想定より円安が進んだことがプラスに働くほか、既存領域における生産性向上なども上振れにつながる。 併せて、通期の同利益も従来予想の15.6億円→17.3億円に10.9%上方修正。増益率が35.1%増→49.8%増に拡大する見通しとなった。 2)9月24日の決算発表銘柄(予定) ■発表時間未確認 ※カッコ()内は直近決算発表の公表時刻 ◆第1四半期決算: <3160> 大光 [東S] (前回15:30) ◆第2四半期決算: <9976> セキチュー [東S] (前回16:00) 合計2社 ※「株探」では、株価、PER、利回りなどを併記した【決算発表・業績修正】銘柄一覧をご覧いただけます。 株探ニュース