外為サマリー:一時148円30銭台に上伸したあとは一服商状

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為替

 22日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=148円26銭前後と前週末の午後5時時点に比べて35銭程度のドル高・円安となっている。

 16~17日に開かれた米連邦公開市場委員会(FOMC)を通過したあと米長期金利が上昇傾向にあることがドルの支援材料となったほか、日銀の植田和男総裁が前週末の記者会見で「各国の通商政策の日本経済への影響を巡る不確実性が高いなかで、もう少しデータを見たい」と述べ追加利上げに慎重だったことが円売り材料となった。加えて、日米の株高を受けて投資家心理が上向いていることも低リスク通貨とされる円の重荷となり、ドル円相場は正午ごろに一時148円37銭まで上伸した。ただ、きょう自民党総裁選が告示され、10月4日の投開票に向けた論戦が始まることから積極的に持ち高を傾ける動きは限られ、午後のドル円相場は上げ一服商状となった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1738ドル前後と前週末の午後5時時点に比べて0.0030ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=174円04銭前後と同7銭程度のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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