あさひが下げ幅を拡大、電動アシスト自転車以外の新車販売振るわず上期決算は減収減益

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 あさひ<3333.T>が後場下げ幅を拡大している。午後1時ごろに発表した7月中間期単独決算が、売上高459億円(前年同期比1.1%減)、営業利益37億5600万円(同21.1%減)、純利益26億3000万円(同19.4%減)と減収減益となったことが嫌気されている。

 自社ブランド「エナシス」の好調もあって電動アシスト自転車は売り上げを伸ばしているものの、物価高による節約志向の高まりを背景とした買い替えの見送りやサイクルの長期化などでそのほかの新車販売が苦戦。また、賃上げの実施や基幹システムの入れ替え費用などをも利益を圧迫した。

 なお、26年2月期通期業績予想は、売上高858億円(前期比5.2%増)、営業利益56億2000万円(同2.4%増)、純利益36億5000万円(同2.6%増)の従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS

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