外為サマリー:米金利上昇や株高を受け一時148円20銭台に上伸
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22日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=148円16銭前後と前週末の午後5時時点に比べ25銭程度のドル高・円安となっている。 19日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=147円95銭前後と前日に比べ5銭程度のドル安・円高で取引を終えた。同日の東京市場では日銀の追加利上げが意識されたものの、海外市場では会合後の記者会見で植田和男総裁が追加利上げに慎重だったとの見方から下げ渋る動きとなった。 この日の東京市場のドル円相場は堅調な展開で、午前9時50分すぎには一時148円25銭まで上伸。前週末に米長期金利が上昇したほか、日経平均株価が反発して始まったことがドル買い・円売りにつながっているようだ。ただ、きょう自民党総裁選が告示され、10月4日の投開票に向けた論戦が始まることから一段と上値を追う勢いには乏しい。 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1735ドル前後と前週末の午後5時時点に比べて0.0035ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=173円87銭前後と同25銭程度のユーロ安・円高で推移している。 出所:MINKABU PRESS