17日の米株式市場の概況、NYダウ260ドル高 利下げ継続の期待で

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 17日の米株式市場では、NYダウが前日比260.42ドル高の4万6018.32ドルと反発した。米連邦準備制度理事会(FRB)はこの日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%の利下げを決定した。FOMC参加者による政策金利の見通しを受け、利下げが継続するとの期待感が高まり、株式相場を支援した。NYダウは一時500ドルを超す上昇となったが、FRBのパウエル議長が記者会見で、利下げに慎重な姿勢を示したとの見方が広がると、値を消す場面もあった。
 
 キャタピラー<CAT>やアメリカン・エキスプレス<AXP>が堅調。ビザ<V>やゴールドマン・サックス・グループ<GS>、プロクター・アンド・ギャンブル<PG>が値を上げたほか、イオンQ<IONQ>が株価水準を切り上げた。一方、ホーム・デポ<HD>やスリーエム<MMM>が冴えない展開。マンチェスター・ユナイテッド<MANU>とウーバー・テクノロジーズ<UBER>が下値を探り、レッドワイヤー<RDW>が安い。

 ナスダック総合株価指数は72.64ポイント安の2万2261.32と続落した。エヌビディア<NVDA>やブロードコム<AVGO>が売られ、アマゾン・ドット・コム<AMZN>が軟調。RCIホスピタリティ・ホールディングス<RICK>が急落した。半面、ネットフリックス<NFLX>やマーベル・テクノロジー・グループ<MRVL>がしっかり。コヒュー<COHU>やニュー・フォートレス・エナジー<NFE>が上伸し、ワークデイ<WDAY>とリフト<LYFT>が急伸した。

出所:MINKABU PRESS

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