16日の米株式市場の概況、NYダウ125ドル安 ナスダックは7日ぶり小反落
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16日の米株式市場では、NYダウが前日比125.55ドル安の4万5757.90ドルと反落した。17日まで開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表と、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の記者会見における発言内容を見極めたいとの姿勢が強く、様子見ムードが広がった。ハイテク株の一角に持ち高調整目的の売りが出て、全体相場を下押しした。 ユナイテッドヘルス・グループ<UNH>やトラベラーズ<TRV>が軟調。ニューヨーク・タイムズ<NYT>が売られ、オスカー・ヘルス<OSCR>やヒムズ&ハーズ・ヘルス<HIMS>が大幅安となった。半面、シェブロン<CVX>やキャタピラー<CAT>がしっかり。オラクル<ORCL>が値を上げ、ハーシー<HSY>が株価水準を切り上げた。 ナスダック総合株価指数は14.80ポイント安の2万2333.95と7日ぶりに小反落。エヌビディア<NVDA>やマイクロソフト<MSFT>が冴えない展開。ブロードコム<AVGO>が値を下げ、ワーナー・ブラザース・ディスカバリー<WBD>やロケット・ラボUSA<RKLB>、デイブ&バスターズ<PLAY>が急落した。一方、メタ・プラットフォームズ<META>やアマゾン・ドット・コム<AMZN>、テスラ<TSLA>が堅調。ウェブトゥーン・エンターテインメント<WBTN>が急伸した。 出所:MINKABU PRESS