パレモ・HD、上期経常を一転30%減益に下方修正、通期も減額

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決算

 パレモ・ホールディングス <2778> [東証S] が9月16日大引け後(15:30)に業績修正を発表。26年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益を従来予想の2.8億円→1.7億円(前年同期は2.4億円)に38.6%下方修正し、一転して29.7%減益見通しとなった。
 上期業績の悪化に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の3.4億円→2.2億円(前期は1.6億円)に35.3%下方修正し、増益率が2.1倍→35.8%増に縮小する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 (1)2026年2月期中間会計期間の連結業績予想(2025年2月21日~2025年8月20日) 当中間会計期間においてアパレルでは、春物商品の立ち上がり時期に、気温の変動により需要が安定しなかったことにより来店客数が伸び悩む状況となりました。雑貨では、モバイル関連や紫外線対策商品が季節需要に支えられ、安定した売上を確保した一方、生活雑貨商品が市場の競争激化により売上が伸び悩み、業績全体の押し下げ要因となりました。 その結果、当中間会計期間の全社における既存店売上高前年比は98.1%となり、売上高は、2025年3月28日に公表しております業績予想数値を326百万円下回り、営業利益・経常利益についても、それぞれ前回予想数値から109百万円、110百万円下回る見込みであります。 親会社株主に帰属する中間純利益におきましては、前回予想数値から137百万円下回る見込みであります。(2)2026年2月期通期の連結業績予想(2025年2月21日~2026年2月20日) 当社グループの通期業績見込みにつきましては、下期において秋冬商戦への対応を強化し、機能性商品や季節需要を捉えた商品の販売拡大を図るとともに、EC(ネット通販)においても商品ラインナップの拡充や販売チャネルの拡大を推進し、幅広い需要の獲得を目指してまいります。 一方で、上期において契約満了に伴う閉店が想定を上回ったことから、営業店舗数が当初の計画を下回り、売上高は14,160 百万円にとどまる見込みであります。利益面におきましても売上減少の影響を受け、営業利益は230百万円、経常利益は220百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は130百万円となる見込みであります。 ※上記の予想数値につきましては、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。

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