【今週読まれた記事】内需に“大化け”チャンスあり! 国土強靱化関連に脚光
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株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は9月6日から12日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。 今週の日経平均株価は大躍進となりました。8月18日につけた過去最高値を連日更新、週末終値は前週末比1749円高の4万4768円で取引を終了しています。急騰の原因を挙げると、一つは7日に石破首相が退陣を表明し、次期政権による経済政策などへの期待が高まったこと。7月下旬の参院選大敗から1ヵ月以上にわたって続いた退陣論に、ついに終止符が打たれたことを市場は歓迎した格好です。もう一つは、先週末から今週にかけて発表された米国経済指標の結果から、米利下げ期待が高まったこと。これにより米国株は上昇、NYダウは史上初の4万6000ドル台に達しました。米利下げについては来週のFOMCでどのような判断が下されるのか大きく注目されます。 ただ、日本株市場をもう少し子細に眺めてみると、今週は日経平均が大幅上昇、TOPIXも上昇していますが、中小型株が中心となる東証グロース250指数は前週末比0.6%の下落となっています。買われているのは一部の値がさ大型株が中心ということになり、中小型株が主戦場の個人投資家には恩恵が少ない相場かもしれません。 今週、特に大きく買われたのがAI半導体関連です。先週は中国アリババが新半導体を開発したとの報で市場が動揺しましたが、今週は一転して相場をけん引しました。きっかけとなったのは米オラクル の好決算発表で、先週の米ブロードコム 決算とあわせてAI半導体市場の好調さが改めて示されたことがセンチメントの回復に繋がりました。「AI半導体相場はまだ初期段階を脱したばかりで、むしろ『壮年期』に入りつつあると見てよい」と期待を高めるのは、大人気相場コラム「【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ AI半導体相場はまだ壮年期!ここから狙う銘柄は?」の北浜氏。AIの普及はまだこれからであり、「株価のボラティリティ(変動率)は大きいものの、成長の裏付けとなる実需は強固」と太鼓判を押しています。記事では国内半導体関連の注目銘柄も挙げ、多くのアクセスを獲得。今週もアクセスランキングトップ10入りとなっています。 相場コラムは今週も多くの方に読まれています。荒れるというアノマリーのある9~10月相場にあっても「この潮流を見逃してはいけない」と、日本株の反騰劇は継続すると指摘した「【杉村富生の短期相場観測】 ─国家主義の台頭が株高を支援する!」は13位にランクイン。そのほか以下の全てが上位ランキング入りとなりました。どの記事もお見逃しなく。 【植木靖男の相場展望】 ─目先的に買い転換、その後は? 需給の壺―個人投資家と先物取引―【若桑カズヲの株探ゼミナール】 富田隆弥の【CHART CLUB】 25日線で反発も、9月相場は乱高下を覚悟 今週はAI半導体関連の急上昇に伴う日経平均の最高値更新が注目を浴びましたが、実は週明け8日、内需株比率の高いTOPIXが先に最高値を更新しており、現在の株高を牽引しているのがハイテク半導体ばかりではないことを示しています。特に株高の期待が高まっているのが「国土強靱化」関連。激甚災害やインフラ老朽化などによる復旧・保守需要がかつてなく高まっている現在、関連銘柄の業績向上が確実視されています。「大化け株の鉱脈を掘り起こす!『国土強靱化・高配当材料株』特選5 <株探トップ特集>」は、建設セクターから好業績かつ配当面でも高水準な5銘柄を厳選して紹介。見事アクセスランキング首位に輝きました。 国土強靱化関連記事では、投資テーマ解説記事「『国土強靱化』が3位、国交省概算要求でインフラ老朽化対策など<注目テーマ>」も多くの方に読まれ、上位にランクインしています。そのほか以下の記事が人気となりました。 物価高に対抗「スキマバイト関連」が急浮上、面目躍如の6銘柄選抜 <株探トップ特集> 農政大転換で脚光、成長産業へ評価急上昇中の「農業関連」銘柄に刮目 <株探トップ特集> 義務化を控え対応本格化へ!「新リース会計基準」で商機捉える銘柄群 <株探トップ特集> 「半導体」が7位、アドテストの異彩人気で関連銘柄に再び脚光<注目テーマ> アクセスランキング2位は、株主還元姿勢を強める企業にフォーカスした「株主優待新設ラッシュ!『配当+優待で利回り4%超』光り輝く7銘柄 <株探トップ特集>」が獲得。配当+優待利回りを合わせた「総合利回り」が4%を超える銘柄の中から、業績面でも堅調で安心感がある7銘柄をピックアップしました。 9月配当基準日を前に、高配当利回り銘柄への関心が高まっています。「【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 9月10日版」が上位入りとなったほか、先週配信した「9月に配当取りを狙える【高利回り】ベスト30 「プライム」編 <割安株特集>」が多くの方に読み返され2週連続のランクインとなりました。<割安株特集>では「10万円以下で買える」シリーズも定番人気となっています。 10万円以下で買える、連続増益&低PBR 27社【プライム】編 <割安株特集> 10万円以下で買える、連続増益&低PBR 30社【スタンダード】編 <割安株特集> 【REIT高配当利回り】ランキング (9月5日現在) <成長株特集>では、26年3月期第1四半期(4-6月)の決算発表から、業績が好調で上期計画に対する進捗率が高く“上方修正”する可能性の高い銘柄を探った「上方修正“先回り”、25年9月上期【業績上振れ】候補〔第1弾〕 <成長株特集>」が11位にランクイン。「上方修正“先回り”、25年9月上期【業績上振れ】候補〔第2弾〕 <成長株特集>」も、週半ばの配信にもかかわらず早くもランキングに登場する人気となりました。 引け後の材料を一覧でチェックできる【明日の好悪材料】【サプライズ決算】は、今週もすべての記事がランクイン。上手に使えば大きな時短となる株探の看板記事です。今週配信した記事は以下の通りです。 【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (9月5日発表分) 【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (9月8日発表分) 【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (9月9日発表分) 【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (9月10日発表分) 【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (9月11日発表分) ★本日の【サプライズ決算】速報 (09月08日) ★本日の【サプライズ決算】速報 (09月09日) ★本日の【サプライズ決算】速報 (09月10日) ★本日の【サプライズ決算】速報 (09月11日) ★本日の【サプライズ決算】速報 (09月12日) 株探ニュース