関通の8月中間期業績は計画上振れで着地、株主優待制度導入も発表
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関通<9326.T>がこの日の取引終了後、集計中の8月中間期連結業績について、売上高が従来予想の76億4400万円から86億6000万円(前年同期比14.3%増)へ、営業損益が1億300万円の赤字から7200万円の黒字(同27.3%増)へ、最終損益が7500万円の赤字から6200万円の黒字(同26.5%増)へ上振れて着地したようだと発表した。 物流サービス事業で既存顧客からの受託が大幅に増加したことや、ITオートメーション事業で自社在庫管理システム(WMS)であるクラウドトーマスについて、新たに大手顧客との大規模受託を締結したことなどが寄与する。また、期初計画段階ではサイバー攻撃の影響が残る想定で一定の損失を見込んでいたが、売上高・売上総利益が計画を上回ったことから、利益も上振れた。 同時に25年11月末日時点の株主から株主優待制度を導入すると発表した。毎年11月末日時点で7単元(700株)以上を保有する株主を対象に株主限定の特設ウェブサイトで5000種類以上の商品と交換できる株主優待ポイントを保有株数に応じて3000~7万ポイント進呈する。 出所:MINKABU PRESS