ニッソウ、前期経常を32%下方修正

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決算

 ニッソウ <1444> [東証G] が9月11日大引け後(15:30)に業績修正を発表。25年7月期の連結経常利益を従来予想の1億0100万円→6900万円(前の期は6300万円)に31.7%下方修正し、増益率が60.3%増→9.5%増に縮小する見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した2-7月期(下期)の連結経常損益も従来予想の9500万円の黒字→6300万円の黒字(前年同期は3000万円の赤字)に33.7%減額した計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  売上高につきましては、主力であるリフォーム事業において、その他工事(外壁工事、外構工事等)は底堅く推移いたしました。一方で、リノベーション工事や大型の原状回復工事の比率が高まったことに加え、採用人数が計画に満たず従業員数が計画122名に対して104名にとどまったこと等により、小規模案件を担う人的リソースが不足したことで、完成工事件数が計画の15,667件に対し、10,988件となりました。その結果、リフォーム事業の売上高は前回予想を下回る見通しとなりました。また、不動産流通事業の売上高はほぼ予想通りとなりました。不動産建設事業につきましては、株式会社平成ハウジングにおきまして注文住宅13棟の計画に対して10棟、分譲・建売が6件の計画に対して5件と計画を下回りました。以上により売上高は前回発表予想を下回る見通しとなりました。 利益面においては、主力であるリフォーム事業において、採用人数が計画に満たなかったため人件費が抑制されたものの、売上高の減少分による利益減少を補うまでは至らなかったことにより、予想を下回る利益水準となりました。 このような状況をふまえ、2024年12月20日に発表いたしました2025年7月期の業績予想を修正いたします。

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