トビラシステが後場急落、5~7月期は営業利益微増にとどまる

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 トビラシステムズ<4441.T>が後場急落。正午ごろに発表した第3四半期累計(24年11月~25年7月)単独決算が、売上高20億7400万円(前年同期比17.1%増)、営業利益7億5900万円(同13.5%増)、純利益5億1600万円(同10.8%増)と2ケタ増収増益となったものの、5~7月期の営業利益が同0.4%増にとどまったことを嫌気した売りが出ているようだ。

 特殊詐欺やフィッシング詐欺などの対策サービスを提供するセキュリティー事業でモバイル向けや固定電話向け売り上げ基盤が拡大したほか、オフィス電話の業務効率化を目的とした「トビラフォン Cloud」や「トビラフォン Biz」を提供するソリューション事業で販売台数・契約数が増加した。ただ、積極的な採用活動により労務費や人件費が増加しており、これらが利益を圧迫した。

 なお、25年10月期通期業績予想は、売上高26億5000万円(前期比10.1%増)、営業利益8億3200万円(同横ばい)、純利益5億5400万円(同8.0%減)の従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS

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