株価指数先物【昼】 膠着も+1σを上回っての推移を継続

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先物

 日経225先物は11時30分時点、前日比100円高の4万3660円(+0.22%)前後で推移。寄り付きは4万3480円と、シカゴ日経平均先物清算値(4万3495円)にサヤ寄せする形から、やや売りが先行して始まった。ただ、直後につけた4万3460円を安値にロング優勢の流れとなってプラス圏を回復すると、中盤にかけて4万3730円まで買われる場面もみられた。終盤は上げ幅を縮めているが、4万3600円を挟んでの底堅さが意識されている。

 日経225先物は下落して始まったが、ボリンジャーバンドの+1σ(4万3430円)を上回っての推移となった。4万3730円まで買われた後は上げ幅を縮めたものの、プラス圏での推移を続けており、短期的なショートを仕掛けにくくさせている。9月限の先物・オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)を週末に控えるなかで、限月交代に伴うロールオーバー中心の動きになりそうだ。ただし、膠着ながらも+1σを上回っての推移を継続していることもあり、終盤にかけて短期筋のショートカバーを誘う可能性はありそうだ。

 NT倍率は先物中心限月で13.92倍に低下した。一時13.97倍まで上昇しており、再び200日移動平均線(13.93倍)を上回る場面もみられた。ただ、同線をキープできず、その後はNTロングを巻き戻す動きに向かわせている。ただし、200日線水準での攻防をみせており、同線を下回る局面ではNTロングを組成する動きが意識されやすい。

株探ニュース

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