外為サマリー:147円40銭台に上伸、米金利上昇がドルの支えに

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為替

 10日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=147円43銭前後と前日の午後5時時点に比べ20銭程度のドル高・円安となっている。

 9日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=147円41銭前後と前日に比べ10銭程度のドル安・円高で取引を終えた。「日銀は政治混迷でも年内利上げ排除せず」との一部報道から欧州市場で一時146円31銭まで軟化し、その後は下げ渋ったものの戻りは限定的だった。

 ただ、前日に米長期金利が上昇したことがドルの支えとなり、この日の東京市場のドル円相場は午前9時00分すぎに147円48銭まで上伸する場面があった。とはいえ、10日発表の米8月卸売物価指数(PPI)、11日発表の米8月消費者物価指数(CPI)を見極めたいとのムードが強く、ドルを買い上がる勢いには乏しい。一方、フランスの政治・財政の先行き不透明感からユーロが軟調な動きとなっている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1697ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0055ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=172円45銭前後と同55銭程度のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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